こんにちは!
ちゃろっくのサイトに来ていただきありがとうございます。
突然ですが皆さんはジビエと聞いて何を想像しますか?

答えは、「野生の鳥獣のお肉」です!

私は初めて食べたとき、「少しクセのあるお肉」という印象でした。
普段から地元の猟師さんからお肉を分けていただいてたので身近に感じていました。
それゆえそこまでジビエについて深く考えたことがありませんでした。

しかしジビエが人に与える影響は大きく、また、私たちが得られる恩恵も大きいことがわかりました。

私たちが活動し始めた理由とジビエについてご紹介します。

鳥獣被害

野生獣は様々なものがいますが主に農作物へ影響を与えているものとして、イノシシとシカがあげられます。
2018年には158億円もの農作物の被害がありました。複合的な理由から数字以上に農山村に影響があるといわれています。
そういった背景から鳥獣害対策として罠などにより、捕獲されるようになりました。
しかし、捕獲された後はそのほとんどがそのまま埋没されています。
私たちが猟師さんから分けていただいていたお肉は、埋没されることなく有効活用として処理されたお肉でした。

自然の恵み

悲しい現実の中、私たちができることは食べることでその命を無駄にしないということでした。
ジビエは高タンパク、低脂肪、鉄分が豊富といったとても栄養価が高いお肉。
人だけでなくペットのワンちゃんたちにも健康をサポートしてくれる食材ということが分かったのです。
身近に感じていた分、ジビエを有効活用するということに早く決断することができました。

地域とのつながり

ですが私たちはこれまで野生獣の捕獲などしたことがありません。
それに住んでいる地域は山が深く、私たちだけでは限界がありました。
だからこそ地域の猟師さんの協力が必要不可欠でした。
捕獲の仕方から解体、精肉のノウハウを教えていただき、捕獲されたイノシシやシカを分けていただくことになりました。
初めて命をいただく体験をした日、
「この命を無駄にしてはいけない」
と心の底から誓ったのを鮮明に覚えています。
そんな「猪鹿(ちょろく)を無駄にしない」という想いと親しみを込めて「ちゃろっく」と活動名が決まりました。

目指している社会

何度も失敗を重ね、出来上がった商品を軽トラに積み込みイベントに出店。
初めてお客様の手に渡ってわんちゃんが喜んでくれたと言ってくれた日はとても感慨深いものでした。
そこで初めて自然の恵みを大切にいただき、循環できたと実感しました。
今もこれからも変わらぬ想いでジビエを愛犬のもとにお届けいたします!